|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
伊藤 義昭 院長
イトウ ヨシアキ
YOSHIAKI ITO |
|
|
|
石原整骨院 |
|
|
|
生年月日:1949年5月12日 |
|
|
|
出身地:東京都 |
|
|
|
血液型:A型 |
|
|
|
趣味・特技:剣道、柔道、空手 |
|
|
|
好きな本・愛読書:医学書、上杉謙信を題材にした本 |
|
|
|
好きな映画:オールジャンル |
|
|
|
好きな言葉・座右の銘:縁 |
|
|
|
好きな音楽・アーティスト:チューリップ、加山雄三 |
|
|
|
好きな場所・観光地:九州(雲仙、湯布院など) |
|
|
|
|
|
|
|
■この道を志したきっかけをお聞かせください。 |
|
若い頃から体育会系で、趣味の剣道、柔道、空手を始め、登山、水泳、スキー、スケートなど、運動なら何でもしていました。ただ、そのぶん怪我も絶えず、病院のお世話になることも多かったのですが、そうした経験を通して、「私も、多くの人たちの怪我を治すお手伝いをしたい」と思うようになったのが、この道を志したきっかけです。
現在は、学校の数も増えて、この道に進むための門戸はだいぶ広がっていますが、私の時代というのは、入りたくても入れない非常に狭き門でした。その意味でも当時、強い覚悟を持って、この道に進んだことを今でもよく覚えています。確かに厳しい道ではありましたが、そのおかげでしっかりとした技術を身につけることができましたので、結果的には良かったと思っています。 |
■石原整骨院の特徴を教えてください。 |
|
元々は、すぐお隣の石原に病院を構えていたものですから、「石原整骨院」というのですが、その頃から変わらずに、地域に根差した整骨院として、スポーツで怪我をされた方から、ご高齢で膝や腰に痛みを抱えられた方まで、さまざまな患者様にご利用いただいています。また、両国という土地柄、力士の方も多く来院されます。どうやら口コミで当院の噂が広まっているようです。怪我もすっかり良くなって、土俵で活躍している姿などを見ると、やはりとても嬉しいですね。なかには、治療させていただいた縁で、その後も、時々挨拶に来てくれる力士の方もいらっしゃいます。
そして、量よりも質を大事にしている点も当院の特徴のひとつだと思います。量、すなわち多くの患者様を診ようとすると、どうしても機械的な対応になってしまいがちです。たとえば、マッサージなら「10分でおしまい」、電気なら「1回いくら」といった具合に。しかし、当院では、患者様の要望をできる限り汲むようにしています。患者様に「痛い」と言われれば放っておけない、これは私の性分なのかもしれません(笑)。 |
■診察・治療をする際に、心がけていることなどはありますか? |
|
治療を行う際に目指すべきゴールというものがありますが、ゴールに至る道筋というのは決してひとつではなく、山にも複数の登山道があるように、治療にもさまざまなトライやアプローチがあると思っています。患者様の様子を見れば、どの道(方法)を選択すべきかは、長年の経験によってだいたいは判断できます。しかし、そうした自分の経験に頼ることよりも、患者様の言葉にしっかりと耳を傾けて判断することの方が大切だと、私自身は思っています。
お話を伺い、診察した上で、当院で処置できるものに関しては当然処置しますが、別の専門的な病院で治療した方が良い場合には、そちらを紹介させていただいています。こちらの立場ではなく、あくまでも患者様の立場に立って最良の選択をするためにも、先ほど申し上げた「患者様の言葉にしっかりと耳を傾ける」ことを普段から心がけています。 |
|
■こちらから、多くのお弟子さんが巣立たれたとのことですが? |
|
これまでに10名あまりの弟子たちが巣立ち、今はそれぞれの世界で活躍しています。ただ、「弟子」とは言っても、何かを特別指導するということはなく、むしろ「父と子」の関係に近かったかもしれません。なかには、弟子に対して怒鳴ったり、厳しく叱ったりする先生もいるようですが、私の場合は、口うるさく言うというよりも、自ら模範を示すタイプでしたね。その姿を見て学んでほしいと思って、弟子たちには接していました。
ただ1点、「人を見るのではなく、症状を診なさい」とは、口を酸っぱくして言い続けました。若いうちは、どうしても患者様の肩書きなどに影響されてしまう部分がありますから。なので、人で判断するのではなく、症状と真摯に向き合うことが大切なんだということは、しっかりと教えてきたつもりです。
たとえば、「肩が痛い」という訴えは同じでも、痛みの中身や程度は、患者様によって全然違います。患者様が悩んでいる、あるいは苦しんでいる本質の部分を理解するためにも、やはり症状と真摯に向き合うことはとても大切だと思っています。 |
|
■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
|
当院は、今時流行りのオシャレな感じの整骨院ではありません。むしろ、「昔ながらの」という言葉がぴったりの整骨院です。ただその代り、アットホームな雰囲気が自慢で、この雰囲気を気に入り、わざわざ遠方から来院される方や、怪我をすると必ず当院を頼りにしていただいている方なども大勢いらっしゃいます。
怪我や痛みを抱えていると、気持ちの方もどうしても沈んでしまいがちです。来院された患者様に対して家族のように接しさせていただくことで、少しでも明るい気持ちになって帰ってもらうことができればと思っています。
現在、二代目が他の病院で修行中です。私も60歳を過ぎましたが、二代目が跡を継ぐまでの間、引き続き地域の皆様のお役に立てるように頑張ってまいります。
※上記記事は2012.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|