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北澤 由紀子 院長
キタザワ ユキコ
YUKIKO KITAZAWA |
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動物病院かねがふち |
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生年月日:1967年2月16日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:B型 |
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趣味・特技:スキューバダイビング |
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好きな本・愛読書:ジャンルを問わず何でも |
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好きな映画:グラン・ブルー、ショーシャンクの空に、オールジャンル |
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好きな言葉・座右の銘:慈愛理知 |
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好きな音楽:洋楽 |
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好きな場所・観光地:山や海。自然を感じれる場所。 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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小さい頃から常に周りに犬やネコ、鳥がいて、その環境の影響が強かったのかもしれません。それから、本で読んだドリトル先生の影響も大きかったでしょうかね。
ただ、私は獣医だけをやりたいと思ってたんではないんです。ブラックジャックに憧れて医学部付属の中学に通い、海が好きで海洋生物学を学びたいと思っていたこともありました。あれも面白い、これも面白そうだという中で、結果的ににこの道に来たというのが正直なところです。
そうした中で獣医としてやっていくのであれば最終的に何かひとつ、「これは自分で出来る」という専門を持ちたくて、大学の腫瘍科で学びました。
また、開業については、それほど積極的ではなかったんです。両親を含め、周りで応援してくれる人が少なからずいて、開業ということになりました。今ではしっかりと、私なりに根を生やしてやっています。 |
■『動物病院かねがふち』の概要についてお話しください。 |
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当院は予防や一般診療を中心としたホームドクター的な役割と、高度な専門医療の両立を目指しています。獣医療が高度に複雑化していきている現在、1人の医師ですべてをくまなく診ることは不可能です。その点で言えば、私も腫瘍について相応の勉強をしてきてるつもりですし、整形外科の分野でも経験を積んだ医師が同じ病院にいるということはメリットだと考えています。
また、その先にある例えば放射線医療等の可否の判断も専門知識があればこそ、大学病院に行くべきかそうでないかのより正確な判断が可能になります。専門的な視点での提言が出来るというのが、私どもの病院の最大の特徴だと考えています。 |
■治療の選択についてはどのようなお考えをお持ちですか? |
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飼い主さんのニーズに応じてなるべく多くの選択肢をご用意したいと考えています。
大学や専門医の紹介を含めて、様々なオプションをご用意していますが、その前提として私たちがベストだと思う治療が、必ずしも飼い主さんにとってベストではないということを頭に入れておくべきだと思っています。例えば、「これは頑張れば治せる」と思っても、飼い主さんによっては「そのままにしておいてください・・・」と仰ることもままあるんです。
説明をする際には手術で完治する率はどれくらいなのか、手術をしたとしても年齢が年齢だから悪いことが起きる可能性はこのくらい、あるいは仮に手術をしないでこのまま見ていくのであれば余命はどれくらいといったことをご説明します。その説明を受けて、「おウチで見ていければよい、積極的な治療は望まない」ということもあります。
私の考えでは、飼い主さんの思いに沿うのがベストな治療方法だと解釈しています。医学的に正しい治療だとしても、飼い主さんが納得されていなければ、それは治療になっていないかと思うんです。本当に飼い主さんが納得し、動物達のためになる治療をしていきたいですね。 |
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■関節疾患チェックデーについて教えてください。 |
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最近は皆さん、インターネット等で色々調べられていますので、より専門的な意見を聞きたいという方が増えてきました。そうした飼い主さんの声に応える形で月に1回、関節疾患チェックデーと称し、整形外科の専門医を招いています。
関節疾患チェックデーは完全予約制とさせていただき、1件あたり1時間を目処にじっくりと時間を掛けて診ていただいています。手術をするべきかどうか迷っていらっしゃる方に外部の意見を聞く機会としていただいても良いですし、老齢で段々歩けなくなった子のリハビリを教えてくれたり、リハビリ施設への仲立ちを務めてくれたりもします。
全てを私どもで診ようとするのではなく、患者さんにより良い治療を受けていただくのが私どもの方針となります。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
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ずいぶん一般的になってきたという感じはしますけども、健診を是非受けていただきたいですね。人間だって40歳を過ぎたら年に1回はキチンと健康診断を受けるものですし、同様にワンちゃんやねこちゃんもシニアになれば年に1回は一通りの検査をしていただきたいと思います。病気が早く見つかり、早期に治療すればそれだけ健康に長く生きていくことが出来ます。
ワンちゃんやねこちゃんは家族同様の存在であり、長く付き添ってきたご家族にとっては永遠の子供のようなものです。納得のいく治療と納得がいくまで説明をさせていただきたいと思っていますので、どうぞお気軽に相談していただければと考えています。
※上記記事は2012.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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