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文花歯科

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青木威昌 院長
インタビュー
青木威昌 院長 アオキ タケマサ
TAKEMASA AOKI
文花歯科
生年月日:1978年3月2日
出身地:東京都
血液型:A型
趣味・特技:サッカー、野球
好きな本・愛読書:太宰治
好きな映画:グーニーズ
好きな言葉・座右の銘:初志貫徹
好きな音楽:洋楽全般
好きな場所・観光地:浅草、台場
■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。
私の父は23年にわたってこの地で歯科医師をしていました。そんな父の背中を追いかけて・・・という訳でもないのですが、気づいたら自分も歯科医師になっていた、というのが正直なところです。大学卒業後は埼玉県や都内の歯科医院で経験を積み、実質的に父からこの文化歯科を引き継いだのはここ3年ほどです。歯科医師としてのキャリアは10年になります。父の代から通っていただいている方から小さなお子さんまで、一人ひとりの患者さんとしっかり向き合いながら診療を行っている毎日です。ほとんどのことを私一人で行っていますから、すべての患者さんについて治療の進み具合や症状などを把握しています。

青木威昌 院長 青木威昌 院長

■文化歯科の診療方針をお聞かせ下さい。
「しっかりと説明をして、患者さんに納得していただくこと」を大切にしています。古くからの患者さんは「任せるよ」なんておっしゃる方もいて困ってしまうこともあるのですが・・・(苦笑)。患者さんが今の状態をキチンと理解して治療方針に納得されなければ、治療を開始することはありません。ですから、説明のために2度、3度と足を運んでいただくこともあります。

当院にはデジタルファントムという器械があるのですが、これは白黒のレントゲン写真と違って患部を拡大したり色を変えることができるので、患者さんに現状を説明するとき非常に役立っています。患者さんへの説明という点では、口腔内写真も定期的に撮るようにしています。通っていただいている成果を目に見える形でお見せすることで、治療に対する意識が変わってきますからね。

■診療を行う際に、先生が心がけている事は何でしょう?
青木威昌 院長私はただ、患者さんにあたりまえの事をお伝えして、必要な治療をしているだけなんですよ。当院には様々な年代の患者さんがいらっしゃいますから、それぞれの方に伝わりやすい話し方、声かけなどは工夫しますけどね。「歯のケアは、歯ブラシを正しく使うこと」に尽きるのだと、患者さんにご理解いただきたいと思っています。

たとえば、以前当院にいらした25歳の女性は、電動歯ブラシの使用方法を間違えていたために、初診時の「歯年齢」は60歳前後でした。歯の表面はピカピカに磨きあげられていたものの、歯と歯茎の間などには十分に作用せず、この部分が劣化していったのです。電動歯ブラシは歯の表面をキレイにしてくれますが、一歩間違うと歯槽膿漏が進んでこのようなケースに陥ることがあるのです。この患者さんには、毎日の生活習慣などのヒアリングをして、正しい歯ブラシの使い方を指導しました。その後、当院での経過観察・治療とあわせて、2年ほどかかって随分と症状が改善しました。これは一つの例ですが、歯についての正しい知識がいかに大切か、わかっていただけると思います。

■今後の歯科医療について、先生の考えをお聞かせ下さい。
デジタル化が進むなか、当院の診療にiPadを活用できないかと考えています。たとえば初診の方でしたら、診察を待つ間にiPad上で問診を済ませてしまう。通院中の方には、診察室に入る前に治療の進み具合や新しい情報を知っていただくことで、診察時間を短縮できるというメリットがあります。また、口腔内の写真もより鮮明に見ることができますから、患者さんにご自身の現状を知っていただく手助けにもなります。

自分が治そうと思わなければ治らないのが歯科医療ですからね。「治療」というお手伝いはできますが、あとはご自分でしっかりとケアしていただくことが大切になるのです。そのためにiPadなどの身近な機器を活用して、患者さんご自身の知識を増やしていただければと考えています。もちろん、私も勉強を続けますよ。歯科医師として経験を重ねた上での勉強は、治療の質であり、患者さんの満足につながりますからね。新しい技術に良いものがあればすぐに取り入れられるように、情報には敏感でありたいと思っています。

■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。
東京スカイツリーがオープンするなど、この地域に住む方も増加する傾向にあります。そうした中、当院を訪れてくださる患者さんの治療をすることはもちろん、ホームケアの大切さや歯についての正しい知識を知っていいただく事も私の仕事であると感じています。他の歯科医院さんに通っていた患者さんが当院に「来てよかった」と言ってくださるのも、そんな点を評価していただいているのかも知れません。これからも必要な技術を取り入れながら、患者さんの期待に応えて行きたいと思います。

※上記記事は2012.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。


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