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小倉 孝嗣 院長
オグラ タカシ
TAKASHI OGURA |
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小倉歯科 |
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生年月日:1951年1月21日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:将棋、散歩 |
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好きな本・愛読書:歯科関連書籍 |
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好きな映画:ハリー・ポッター |
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好きな言葉・座右の銘:50の新人(大山康晴 十五世名人) |
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好きな音楽:クラシック |
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好きな場所・観光地:仕事場 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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私の父親の家系は全て医療系なんです。女医さんも3人くらいいたかな。父も当然医師で、耳鼻科医としてこの場所で診療をおこなっていました。ですから、子供の頃から「自分も医療に携わることになるんだろうな」とどこかで思っていたんです。
物心がつく頃になると最初は獣医になりたいと考えるようになりました。ただ、それを父に伝えると「獣医師さんだけはやめとけ」と反対されたんです。今はもちろんそんなことはないんだろうけども、時代というか、その当時は獣医さんが非常に多く、食っていくのは難しいと。それならば歯医者になろうと考えたわけです。
東京医科歯科大学を卒業し、補綴科での勤務を経て、今から約30年前に『小倉歯科』を開院しました。父はその頃にはすでに亡くなっていたのですが、同じ場所での開院ということになりました。科は違うけれども、そういう意味では跡を継いだという感じになるのかもしれませんね。 |
■『小倉歯科』の診療方針をご説明ください。 |
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大きく分けて2つございます。まずは患者さんがお帰りになるときの表情。受付で「お大事に」とお伝えしたとき、少しでも怪訝な顔をされているようではいけません。それは何か不満があったり、言い残したことがあることのサインである可能性があります。患者さんとのコミュニケーションを大事にして、何でも聞いていただいて、ちょっとの疑問をクリアにしていくことが重要と考えています。
それからもう1つ、「当たり前のことを当たり前に」ということです。プラスチックを詰めるのであれ、根の治療であれ、普通の治療に全力を尽くすという姿勢で臨んでいます。
薬のチェックもそうですね。今の患者さんはご年配の方ほどお薬をたくさん使ってらっしゃる傾向があります。それを逐一チェックし、バッティングしないように、副作用の出ないように務めるということです。普通のことを普通に。当たり前と思われていることを徹底的にしていくことが、信頼と医療の質の維持につながってくると考えています。 |
■『小倉歯科』の診療の概要と、手掛けておられる口臭予防についてお話しください。 |
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当院では一般歯科に始まり、小児歯科、審美、インプラント、口腔外科、歯周病ケアと多くの分野を扱っていますが、幸いなことにこれまでトラブルらしいトラブルを生じたことがありません。インプラントにしても何百という症例を手掛けてきていますが、1本たりとも抜けたということがないんです。これは歯科医師として誇っていい部分なのではないかと考えています。
最近、多くの方のニーズがあるのは口臭予防についてです。当院では口臭検知器を使用し、臭いを数値にして患者さんにご提示しています。
口臭の原因となるものは1つではありません。その人が持っている生物臭が要因となる場合もありますし、しかもそれが日によって異なる方もいらっしゃいます。また、内蔵系の疾患が元となってるケースもありますので、簡易的な糖尿病の検査や、涙と唾液のテストもおこなっています。
口臭というのは、ご本人にとっては周囲が思う以上に深刻な悩みとなります。出来る限りの検査と対策を施し、困ってる方々のお役に立っていきたいと考えています。 |
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■キャリアの長い歯科衛生士がいらっしゃるということですが、患者さんにとって、そのメリットはどんなことでしょうか? |
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歯科衛生士さんとは、長い人で20年を越える付き合いがあります。キャリアの長い優秀なスタッフと仕事が出来るというのは、私にとっても有意義なことですが、また患者さんに寄与出来るものも多いのではないかと思っています。
クリーニングを始めとした技術が優れているというのが、良い衛生士さんの第一条件というのは言うまでもないことだと思います。それに加え、当院では衛生士さんに、患者さんごとの治療の内容について、その都度専門的な説明をおこなってきています。
治療方針を決めていく際には考えられるメリットとデメリットの全てを明らかにした上で患者さんご自身に判断してくのがベストですが、中には時間の掛かる説明を好まれない方もいらっしゃいます。そうした時に、医学的な知識を蓄積してきている衛生士さんが医師とは別の窓口として存在していることは患者さんにとっても心強いのではないかと思うんです。ドクターには言いづらいことでも、「衛生士さんなら話せる」ということもありますからね(苦笑)。
信頼出来る情報を、全てのスタッフから得られるということは、患者さんにとってのメリットだと考えています。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
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当たり前のことを当たり前におこない、患者さんに真摯に対応するというスタイルはこれからも変えることはないと思います。ただし、その姿勢をキープした上で診療の内容を「今以上」なものにする努力は欠かしてはならないと考えています。“当たり前”の向上を目指し、これからも一人一人の患者さんに真摯に対応していきたいと考えています。
※上記記事は2012.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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