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伊東 宏隆 院長
イトウ ヒロタカ
HIROTAKA ITO |
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伊東歯科医院 |
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生年月日:1957年3月8日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:B型 |
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趣味・特技:ゴルフ |
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好きな本・愛読書:時代劇 |
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好きな映画:歴史もの、SF(洋の東西を問わず) |
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好きな言葉・座右の銘:コツコツ、コツコツ、石橋を叩いて渡る |
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好きな音楽:ジャズ |
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好きな場所・観光地:伊勢 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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建築学部を目指していたのですが、その夢が断たれた時、親から「小さい(歯)のも大きい(家)のも一緒じゃない。歯科大学を受けてみたら」と言われ、「それもそうだ」と思ったんです。私はあまり固執しない主義というか、意外に柔軟なんですよね(笑)。
小さい頃から何かモノを作ったり、細かい作業をすることが好きでした。その意味では歯科に通じた部分があったのかもしれません。よく女の人のネックレスのチェーンがグチャグチャに絡まっちゃうことがあるでしょ。あれをね、嫁に向かって「まったくもう」なんて言いながら、解いていくのが好きだったりするんです。うん?なにやら脱線してしまいましたね(笑)。
話を戻しましょう。大学を卒業してから都内の歯科医院でインプラントを学び、その後に千葉の富津で勤務医を長らく務めていました。インプラントを一通り学ぶと、入れ歯も同じように学ばなくてはと思うようになったのですが、都内のオフィス街では入れ歯の症例にお目に掛かる機会はなかなかないものなんです。それで千葉の方に赴くことにしたんですね。
千葉の富津は田舎ということもあってか、数少ない歯科医院に患者さんが集中する状況で、当時は1日に100人の方を診るといったこともしていました。それはそれは大変でしたが、おかげ様で入れ歯も含め、様々な症例について知識と技術を深めることが出来たと思っています。
『伊東歯科医院』は2005年に開院しました。私の両親は下町で生まれ育ちました。その血が流れているせいなのかわかりませんが、私には下町という風土がすごく性に合っているように思います。実際、この地区の祭会に参加もしていますし、周りの人とゴルフにも行っていますし、おまけに酒も一緒に飲みますしね(笑)。地域と関わりながら、私に出来る仕事をしていきたいと考えています。 |
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■『伊東歯科医院』の診療方針を教えてください。 |
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昔は1日に90人、100人を診るという治療をしていましたが、今は1時間にお二人程度。ゆっくりとお話をする中で、歯のことはもちろん、世間話もすれば、色々愚痴を聞いていることもあります(笑)。忙しさにかまけることなく、そうした時間の流れの中で歯科というものを確立させていきたいんです。
病気というのは身体全体に影響してくるものです。例えば肩こりや目の疲れは大もとを辿れば、歯の問題、噛み合わせのズレが要因となっている場合があります。また、逆もしかりで、精神的なストレスが歯に影響するケースもあります。1人につき30分。ゆっくりと色々な話をしながら診ていくことで、より多角的に病気を捉えることが出来るものと考えています。 |
■開業医に求められる資質とはどんなことでしょうか? |
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「なぜこのような状態になっているのか」 患者さんのお口を診て、そこまでに至る理由と経緯を見極められるかというのが重要です。理由がわかれば当然、それから先の予測が可能なわけで、それを踏まえた上で治療方針を立てていくということになります。
歯科医師として30年近く診療を続けてきましたから、おおよそ何でも出来るという自負は持っています。別に「俺は出来るんだ」と鼻を高くしているわけではないですよ(苦笑)。色々な症例を見てきましたからこそ、場面場面で怖くなってあたふたするようはことはありませんし、それから分別というものがつきました。
開業医にとって重要なことが、手を出すところと出さないところをわきまえるということです。私もこれまでに手掛けていたことがあるからこそわかるのですが、インプラントや矯正といった専門的な分野は、専門医に任せるべきです。当院ではインプラントや矯正を望まれる方には信頼する医院を紹介をしています。一言でいえば分業化ということでしょうかね。インプラントは土台ですから、手術の後の歯を作っていく段階では、私が噛み合わせ等を勘案しながら治療を進めていきます。私が為すべきこと、出来ることをやっていくという姿勢が大事だと考えています。 |
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■歯を失った方へのケアについてお考えをお聞かせください。 |
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歯を失うという結果に対してはその要因の追求をしなくてはなりません。それがなければ、治療をしたとしても、また繰り返すだけのことです。その原因が、手入れが充分でなかったということであれば、その人に合わせた指導が必要になってきます。
また、最近は歯ぎしりや食いしばりによって歯が摩耗してしまうケースが多く見られます。歯ぎしりや食いしばりという行為には、寝てる間に日頃のストレスを解消するという役割があります。自然におこなっているものですから、それを「無くそう」とするのには無理がありますよね。この場合、やってもいいけど、歯への負担が軽減されるようマウスピースで保護をしていくのが一番いい方法です。
不幸にも歯を失った場合の処置として、1つにインプラントが考えられますが、失った理由や状態如何によってはインプラントに向かない場合が出てきます。その際の選択肢として挙がるのが、義歯=入れ歯です。入れ歯については、千葉の勤務医時代から非常に多種多様な症例を手掛けてきており、こちらに医院を構えてからは訪問歯科診療もおこなっています。今お使いの入れ歯が少しでも気になるという方はお気軽にご相談いただければと思います。
その方の生活習慣やニーズを理解した上で、長期にわたり患者さんの口腔の健康を維持管理していきたいと考えています。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
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とにかくご自分の歯を大事にしていただきたいと思います。そのためには定期的な検診と、毎日のブラッシングをしっかりとしていただくことがキーになります。特に夜寝る前にしていただくのが効果的です。加えて洗浄するタイプのうがい薬を使っていただければさらに良いですね。寝ている時というのは口の中が乾燥していますから、その間に悪い菌が繁殖しやすくなります。就寝前にうがい薬を使用することによって、その菌を減少させることが出来るんです。
お口に関することで疑問のあることは何でも聞いてください。皆様のお気軽なお越しをお待ちしています。
※上記記事は2012.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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