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塩川内科・泌尿器科クリニック

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塩川 英史 院長
インタビュー
塩川 英史 院長 シオカワ ヒデシ
HIDESHI SHIOKAWA
塩川内科・泌尿器科クリニック
生年月日:1962年4月28日
出身地:東京都
血液型:B型
趣味・特技:映画鑑賞、休日子供と遊ぶこと
好きな本・愛読書:安藤忠雄 著書(建築関係)
好きな映画:カダカ、ベニスに死す
好きな言葉・座右の銘:一生懸命、回り道することを惜しまない
好きな音楽・アーティスト:Rolling Stones
好きな場所・観光地:沖縄(座間味ビーチ)
■院長先生がこの道を志したきっかけやをお聞かせください。
中学時代から、将来会社員の自分自身が想像出来ませんでした。その頃、映画を作る世界に興味を持っていましたので、大きな夢を言えば、映画監督になりたいとも思ってたんです。結構本気でした(笑)。そのうち、職業にするならと建築の世界に惹かれ始め、真剣に勉強を始め、最初は大学も理工学部に入りました。ところが、そこでの勉強が自分には向いていないのではと考えるようになったんです。一体自分にはどんな職業が向いているのか?と学生時代は色々な方面に目を向けてみました。その際に医者への道も考えてはいましたが、その頃はまだ自分に可能なのか・・・、挑戦する前から不向きなのでは?と思っていたことも正直な所ですね。

実は父はこの近くで昔から内科医を開業していたんです。父はよくある、医者の息子は医者と言う考えは無かったようで、私にその道を押し付けたことは一度もなく、自分の進みたい道があるならと自由にさせてくれました。世の中には幼い頃から選択肢のない環境で育っている人達も大勢いると思います。興味を持った勉強をしてみて自分に向いているのかいないのかを経験させてくれたことは、父に感謝しています。

結果、色々な経験をした上で、医者になるための勉強をしてみようと思うようになり、自分には無理かな・・・と思っていたことも実際にやってみると今までと全く違った部分での視野も広がり、進むべき道が見えてきたと言う感じです。医療の分野は、常に発展していくので毎日が勉強です。考えなければいけない問題も沢山あり、未開拓な部分も多いので、今後も更なる向上を目指し、深く学んでいきたいと思っています。

塩川 英史 院長 塩川 英史 院長

■外来に来られる患者さんについてお聞かせ下さい。
泌尿器科というと男性の患者さんばかりというイメージがあるようですが、当クリニックは内科の患者さんも通院されていますので女性の患者さんもいらっしゃいます。
泌尿器科でいうと、尿が出づらい、尿が近い、血尿がある、膀胱炎など排尿に関する全ての症状の方が通院されています。自宅近くの泌尿器科へ通院することに抵抗があって・・・と、近隣にお勤めの方が会社帰りに来られることも多いようです。錦糸町駅から徒歩3分なので通いやすいんでしょうね。
最近ではやはり高齢者や車椅子で介助の方に付き添われていらっしゃる方も多いですね。

■診察の際に心がけていることや、このお仕事のやりがいをお聞かせ下さい。
塩川 英史 院長毎日違う患者さんと接して感じてることですが、表現の仕方って10人いたら10人が全く違うんです。面白い言い方で言うと患者さんの文化をよく知るということなんですかね。それを知った上で患者さんと接していくと、信頼してもらえるようになり、小さな変化でも話してくれるようになります。普段からなんでも友達の様に接していると、会話の中からその病気の原因になることが分かったり、その方にあった治療方法が見つかったりすることも多々あるんです。時には、話が脱線して診療室で大笑いなんてこともあるのですが(笑)。しかし、そんな中から生まれる信頼関係って、とても大切だと思うんですよね。
当クリニックでは患者さんとしっかりコミュニケーションをとり、一人一人の生活環境を少しでも把握出来るよう心がけています。

不快だった症状を改善することが出来、曇りがちだった表情がパーっと明るく変化していく患者さんの笑顔が見れた時はやりがいを感じる瞬間です。病気になりたくてなる人なんて世の中にいませんよね。それに、病気になりやすい、なりにくいというのも、みんな平等じゃないと思うんです。そこを少しでも平等に近い方向へ持っていくことが、医者としての使命だと思いますし、その為に日々勉強していくことにもやりがいを感じています。

■塩川内科・泌尿器科クリニックの今後の展望についてお聞かせ下さい。
一言で言うと“時代に合ったクリニック”にしていきたいと思っています。近年、高齢化が進む中でご存知の通り痴呆や車椅子での生活を余儀なくされている方が増えています。しかし、意外にこの部分が医療の範疇になかったりするんです。社会全体の雰囲気が、高齢なので仕方がないと諦められていることも多いのですが、足腰が不自由になると生活面でもかなりの支障が出てきます。ですから、その辺の問題ももっと重要視して改善出来ることがないのか、なんとか生涯自分の足で生活していけないものか、掲げている診療科目は違えど、当クリニックでも考えて行かなければいけない課題だと思っています。
なので自身の知識を増やし、出来るだけ色々な症状の患者さんを診ることが出来るクリニックにしていきたいと考えています。独自の主観と説得力のある診察で、落としてはいけないところを決して落とさない医者であり続けたいと思います。

■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。
この地域にお住まいの方、近隣にお勤めの方と、当院にいらっしゃる患者さんは様々です。体の変化や、気になる症状があっても我慢してしている方。泌尿器科には行きづらいと、今まで躊躇していた方。どうぞ楽な気持ちで肩を張らず一度相談に来て欲しいと思います。中には、痛い治療があるのでは?と思ってらっしゃる方もおられると聞きます。心配なさらなくても痛いことはしませんよ。気になっていることはなんでもご相談ください。
今後も、この地域の方々に貢献出来、未来がより明るい方向へ進めるように日々頑張っていきたいと思っています。

※上記記事は2012.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。


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