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久保 伸夫 医師
クボ ノブオ
NOBUO KUBO |
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京成曳舟耳鼻科・皮フ科クリニック |
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■ワンストップで地域の皆様にメリットのある診療を提供 |
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当クリニックは、耳鼻咽喉科・皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科が一体となったクリニックです。耳鼻科につきましては、咳や風邪、急性副鼻腔炎(蓄膿症)や睡眠時無呼吸症候群、そしてアレルギーがメインになってくると考えておりますが、特にアレルギーに関して、皮膚科があることで診療がよりスムーズになってくると考えています。患者さんのお立場からしても、ワンストップで診療を受けられるというのはメリットになりますよね。またこちらでは、目の前にあります東京都済生会向島病院と密に連携をおこなっています。専門の部分はこちらでできる限り拝見しようと思っていますが、疾患により、検査等で連携が図れることで、患者さんにより良い治療の選択肢が提供できるものと考えております。
私たちは、エビデンスのある治療を心がけています。例えば咳1つとってみても、原因によって治療は変わってきます。その咳が鼻が原因で起こっているものなのか、それとも胃酸の逆流で起こっているかは、内視鏡で見ることによって判断が可能になるものです。実際のところ、多くの咳は鼻、もしくは胃酸の逆流で起こるものであり、気管支炎によるものはそれほど多いわけではありません。長引く咳は特に原因を突き止める必要があり、それによって、早期の改善、もしくは無益な投薬を減らすことが可能になると考えています。 |
■その人その人のニーズに的確に応えていく |
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都心のクリニックであれば、「早く治す」ということが最も大きなニーズとなりますが、こちらのような街のクリニックですと、主にお子さんやご高齢の方に対し、少し違った形のニーズに添うことが目標になってくるものと予想しています。費用対効果でいえば、時間的なものよりも、身体的な負担、もしくは費用的な負担を意識して治療に向き合っていくことになるでしょう。
病気を治すという目的は一緒でも、その過程においてはさまざまなニーズがあります。耳鳴りを例にしましょう。耳鳴りは完全に治すことが難しい症状ではありますけれど、症状をある程度抑えることは可能ですし、メカニズムを説明することで、患者さんが安心するということもあります。対処療法を含めたさまざまな治療のタイプから、その方のニーズに合ったものを相談しながら決めていくことが大切なのです。 |
■多様で専門的な選択肢の提供 |
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急性副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症と呼ばれる鼻づまりの症状には、抗生物質を投与する薬物療法が有効です。しかし、副鼻腔炎は鼻腔の構造的な疾患であり、薬物療法だけでは限界があります。その場合には手術が適応となり、クリニックでは来年春(2019年)より内視鏡手術がおこなえる環境が整い、好酸球性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの疾患にも対処していきます。
その手術を含めた多様な治療の選択肢こそが私どもの強みであり、その長所を生かし、患者さんのさまざまなニーズに応えていきたいと考えています。 |
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■研究と臨床の第一線で活躍してきた経験を生かして |
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私は神戸大学の薬学教室でアレルギーや抗ヒスタミン薬の研究をおこなってきました。その後、アメリカに渡ってからは4年間、めまいの研究と臨床に携わり、日本に帰国後は母校である関西医科大学に戻り、関連病院において鼻の治療全般を担当し、内視鏡下鼻内手術、レーザー治療の技術の確立・習得に励んできました。
そもそも私が医師を志したのは、生物学への興味が発端になっています。進化論などは、中高生の頃から英文で読んでいたものです。その生物学で世の中に貢献したいと思い、医学部の門を叩き、より広く社会に貢献したいと考え、医者になったということなんですね。
遺伝子治療に代表されるように、現在の医学は、経験的なものから生物学的なものに徐々に近づこうとしています。その意味で、私がこれまで携わってきた研究の経験と、その嗜好が大いに役立ってくるのではないかと期待しています。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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開院してまだ間もないのですが、美容を含めた皮膚科のニーズがこの地域には多いということを感じています。クリニックには美容にも長く携わってきた皮膚科医師が在籍しており、また、アンチエイジングについては私も専門としておりますので、ニーズに応じ、専門的な知識を活かしたより良い選択肢を提供していきたいと考えています。
『京成曳舟耳鼻科・皮フ科クリニック』では、日曜日も診療をおこなっています。敷居の低い、皆様が相談しやすいクリニックを目指しておりますので、耳鼻咽喉科・皮膚科に関わるお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2018年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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