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墨田区時間
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リラクゼーションサロン&リハビリスタジオ ウィルラボ |
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山田 稔 作業療法士/代表
ヤマダ ミノル
MINORU YAMADA |
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リラクゼーションサロン&リハビリスタジオ ウィルラボ |
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生年月日:1963年1月17日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:F1観戦、ギター演奏、音楽鑑賞、読書、旅行 |
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好きな本・愛読書:小川国夫、カート・ヴォネガット、ジェラルド・ダレル |
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好きな映画:アクション |
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好きな言葉・座右の銘:まあ、なんとかなるさ |
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好きな音楽:ジャズ、シャンソン、クラシック…etc. |
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好きな場所・観光地:バングラデシュ |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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高等専門学校を卒業後、二十歳でバングラデシュの技術学校に電気科の講師として赴任しました。当然ですが、学生からすぐに本物の学校の先生になんてなれるわけもなく、自分に折り合いを付けることが出来ず、毎日を悶々として過ごしたことを憶えています。日本のNGOから派遣されていたお医者さんから、「良かったら仕事を手伝ってくれないか?」と声を掛けられたのはそんな時です。お誘いを受け、講師としての任期を終えたあとの1年間、現地で先生のお手伝いをしていました。 医療職というものに興味を持ち始めたのは、その時からです。「じゃ、実際、どうしようか?」と考えていたところ、これまた先生のお知り合いのお医者さんから「リハビリテーションの仕事に興味はないか?」と声を掛けていただきました。
もう、直感でしたね。何カ所か病院に見学に行かせていただき、私の現在の職種である作業療法士という仕事に興味を感じ、この道を歩むことになりました。 資格を取得後、最初に長野県の新生病院に勤務し、その後、山梨県の富士温泉病院へと転院しました。"身になる勉強"というものを本当に理解出来たのはその時期だったかと思います。先輩を見て技術を得、自分で課題を見つけて論文とし、それを発表する。そうした過程を繰り返したことで、この期間に実に多くのものを得ることが出来ました。
2011年に『リラクゼーションサロン&リハビリスタジオ WILL LABO』をオープンしました。実はこちらの管理人さんが私の山梨時代の患者さんであられた方なのです。当時、東京からも多くの方が1日だけのリハビリを受けに山梨へいらしていました。しかし、それは非常に負担の掛かることですよね。「先生さえよければ、東京でやってもらえないか」とその方にお声を掛けていただき、「私で宜しければ」と引き受けさせていただいたという経緯になります。 |
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■『WILL LABO』のリハビリテーションについてお話しください。 |
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多くの場合、障害とは一生付き合っていかなくてはならず、それには適切なリハビリテーションが伴う必要があります。ところが、2006年の医療改革において、リハビリ日数を180日までとする制度が施行されました。その後、多少の改善はあったにせよ、結果的にそれまでリハビリを受けられていた多くの方が、全くサービスを受けることが出来なくなる事態となりました。「これはなんとかしなければ…」と思っていたところ、前述の患者さんからお話をいただき、現在に至るということになります。 WILL LABOで1番メインとしているのが、筋肉・骨・関節といった筋骨格系と呼ばれる部位の調整です。痛みが起こった場合、もしくは、身体が動かしにくくなる背景にには、骨の位置のちょっとしたずれや、靭帯や筋肉が硬くなってしまうことにより、関節の動きが制限されてしまうことが考えられます。リハビリテーションでは、日常生活でより良い状態を保つことが大切なので、調整と一緒に動作の練習もします。 二次障害という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。長い年月そのままの状態で過ごすことにより動作に癖が付いてしまい、それにより障害が始まった時点ではなかった痛みや違和感が生じることを指します。この場合、障害そのものを取り除くのは難しいのですが、のちに起こった二次障害については、バランスの訓練や正常な動作の練習で改善します。 これらは固定した手技というものがあるわけではありません。その方の症状や経過により、適切な処置を施していくことが求められます。 |
■美容を含めたコースについて伺えますか? |
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『WILL LABO』では、障害を抱えた方だけのケアをおこなっているわけではありません。肩や腰、膝の痛み等、日常生活にお困りの方はまずはご相談ください。お電話でのカウンセリングもいつでも承っています。
お身体のケアに関する「リハビリコース」「リラックスコース」「お試しコース」をこれまでご用意していましたが、この度、美容コースも始めさせていただきました。自分でもビックリしたのですが(笑)、肩や首を集中的にケアすることで、筋肉が締まってお顔が小さくなり、血行が良くなって手のシワが少なくなったりという副次的な効果を確認することが出来ました。 『WILL LABO』ではそれらを体系的にまとめ、「健康美コース」「二の腕引き締めコース」を新たに設けました。リハビリやコンディショニングの要素を含めた、健康的な美を今後は提供していきたいと考えています。 |
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■とてもスタイリッシュでオシャレな杖を販売されているとか? |
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『WILL LABO』ではステッキアーチスト楓友子(ふゆこ)さんの作品を展示・販売しています。 楓友子さんの手掛けた機能的でありながらオシャレな杖を「手にとり、見てみたい」という方は、是非こちらにいらしてみてください。実際に試していただければ、「カタログではこっちが気になっていたけど、見てみるとこちらのほうが良い」ということもあろうかと思います。 楓友子さん自身、障害を抱えておられ、最初は「自分用に…」と始められたと伺っています。ありふれた無骨な杖を使うことに抵抗のある方は、是非一度いらして、その出来映えをご自分の目で確かめいただきたいと思います。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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障害を抱えられた方の可能性を、ご家族の方はあきらめないでいただきたいと思います。家族のほうから、「こんなこと出来るかもしれないね」「あれはどう?」と水を向けてあげることで、ご本人が前向きに生きることのきっかけとなるかもしれません。「期待」というアンテナを常に張っておくことで、全てが良い方向へと向かうのではないかと私は思っています。
あちこちに治療に赴いたのに一向に改善に向かわず、「あきらめてしまった」という方は少なくありません。私としても「完全に治します」と言い切れるものではありませんが、状態を見て判断をすることは可能です。まずはあきらめないでいただきたい。もう1度ご自分の身体に目を向け、今より健康で素敵な人生を過ごすことが出来るよう、微力を尽くしていきたいと思っています。
※上記記事は2013.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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