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尾身 浩之 代表
おみ ひろゆき
HIROYUKI OMI |
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屋形船 山田屋 |
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出身地:埼玉県 |
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趣味・特技:ハゼ釣り |
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好きな映画:洋画 |
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好きな言葉・座右の銘:逆手思考 |
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好きな音楽・アーティスト:幅広く聞いています |
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好きな場所・観光地:屋形船 |
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■船頭のお仕事を志したきっかけ、現在に至る経緯などをお聞かせください。 |
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屋形船は、女房の実家の稼業だったんです。結婚するときに、私も一応、船の免許を取っておいたのが、のちのち功を奏しましたね。始めはサラリーマンをしながら、休みの日に屋形船の仕事を手伝っていたんです。そのうち、義父が病気になってしまいまして、私が代休などを取って屋形船に乗ることが増えましてね。「稼業を守れるのは自分しかいない」という気持ちが強くなりました。そこで、2000年に『屋形船 山田屋』を受け継ぎ、仕事はこの1本に絞ることにしたんです。この年の12月、『筑紫哲也 News23』(TBSテレビ)で、政治家と有権者が座談会をするという企画があったんですが、その場所としてうちの屋形船を提供したことがあります。座右の銘の「逆手思考(さかてしこう)」は、筑紫哲也さんが色紙に書いて下さった言葉で、今でも船に飾っています。とても達筆でいらっしゃるので驚きました。 |
■『屋形船 山田屋』についてお話しください。 |
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受け継いでからもう14年ですね。変わらない部分もありますし、少しずつ工夫して、アレンジしてきたこともあります。お客様に特に好評をいただいているのが、自家製の料理です。おにぎりやおしんこ、お味噌汁は、女房のお手製なんです。召し上がったお客様が「おしんこ、家で漬けてるの?おいしいね」などと声をかけて下さいます。
屋形船の乗り場は9カ所あるので、予約を受けた乗り場までお迎えに行きます。浅草の吾妻橋あたりはスカイツリーが見えるので近年、人気が出ていますね。また、ビューホテルの宿泊プランに入っているので、地方から観光にいらした方は、コースの一環として屋形船をご利用になれます。人力車を手配することもできるんですよ。浅草で人力車に乗って、そのあと屋形船に乗りたいと思ったときは、予約の時にそれをおっしゃってください。人力車の会社と提携しているので、時間や乗船場所を考慮して「人力車+屋形船のコース」の段取りを組むことができます。個人的に調べるのって大変ですよね。そういった手間を省くことができるので、ご希望の方はぜひご相談ください。 |
■屋形船の魅力についてお話しください。 |
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魅力はいろいろとありますが、やはりそこは、お客様それぞれで感じていただきたいですね。私としては、屋形船は仕事場であり、落ち着く場所ですね。お客様の喜んだ顔を見ていると、「屋形船のよさを知っていただけたかな」と、こちらも嬉しくなります。「一期一会」ですから、喜んでもらえるようにもっとがんばろうと思うんです。青森からいらしたお客様が、お礼にと言ってりんごを送って下さったり、下田からのお客様から干物をいただいたりと、あたたかい心遣いに感動することもあります。そういった経験が、さらに活力になっているような気がします。お客様と船の上で同じ時間を共有し、ひとときの思い出を作ることができるのも、屋形船ならではの楽しみなのではないでしょうか。 |
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■災害時の対応について取り組んでいらっしゃることをお話し下さい。 |
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1995年の阪神淡路大震災での被害。さらに2011年の東日本大震災で、10万人が帰宅難民となってしまったことから、非常時における水上交通の見直しが進んできました。東京都屋形船協同組合は、災害時に物資や人員を運ぶ手段として、消防庁の総合震災消防訓練に参加しています。2014年は、防災船着場間で消防隊や物資の輸送訓練を行いました。防災船着場を何カ所か開放しているのですが、一般の方にもそういう場所があることをもっと知ってほしいなと思います。さらに、もっと開放場所を増やすことで、帰宅困難な方たちを運ぶことができるようになるのではないかという意見もあります。そうすればたくさんの方のお役に立てるのではないでしょうか。我々は、横のつながりが非常に強いので、仲間たちと協力して、防災面の役割を担っていきたいと思っています。 |
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■サイトをご覧になる皆様にメッセージをお願いします。 |
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お花見の期間は、川沿いの桜をふんだんに楽しむことができます。船の上からだと、360°の景色が広がりますからね。7月~11月にかけては、花火大会や宴会、ハゼ釣りなど、年末年始は忘年会、新年会、それ以外でも東京観光の1シーンとして、親族の集まりなど、一年を通してご利用いただけます。まだ乗ったことがない方にも、構えずにお手軽に利用してもらいたいなと思います。居酒屋感覚でお越しください。船に乗ると、子どもたちも大喜びではしゃいでいます。でも、貸切の空間なのでご安心ください。家族で運営している屋形船ですので、アットホームな雰囲気でみなさんをお待ちしています。
※上記記事は2014.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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