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墨田区時間
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味にかけて三代 茶処 小林園本店 |
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小林 宏行 社長
コバヤシ ヒロユキ
HIROYUKI KOBAYASHI |
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味にかけて三代 茶処 小林園本店 |
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生年月日:1935年10月11日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:B型 |
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趣味・特技:旅行、野球観戦 |
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好きな映画:東京物語 |
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好きな言葉・座右の銘:来るものは拒まず去る者は追わず |
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好きな音楽:演歌 |
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好きな場所・観光地:地元『業平』 |
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■社長が家業を継ぐことを決めたきっかけをお聞かせ下さい。 |
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私で三代目ですが、私しか継ぐ者がいなかったからですかね。私は末っ子だったんですが、私の上の兄姉は昭和20年の東京大空襲で皆亡くなってしまったんです。ですから、私が継がざるを得なかったんですよ。そりゃぁ、私にもやりたいことはありましがね、東京大空襲で丸焼けになってしまった店を立て直して、頑張っている両親の姿を見ていたら、継がないなんて言えないでしょう。戦前、戦中、戦後と続けてきている店ですからね。 |
■小林園の概要についてご紹介下さい。 |
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今年で創業102年(明治40年創業)になる店です。私の祖父は埼玉の大宮の生まれなんですが、東京に出てきてお茶屋を開いたのが最初になりますね。以来、三代、102年の歴史があるお茶屋です。
うちのお茶は静岡県掛川市のお茶でして、掛川の農家さんや問屋さんとの付き合いも長いので、美味しいお茶を仕入れることができるんですよ。おかげでリピーターさんも多くてですね、長い付き合いの方だと先代の代からの人もいるし、地元に限らず車で遠くから買いに来る人もいます。最近ではスカイツリーのおかげで外国人の方も来られるようになりましてね、珍しそうに覗いていく人も入れば、お茶のセットをまとめて買って行く人もいますよ。 |
■小林園本店の売れ筋商品を教えて下さい。 |
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小林園本店のオリジナル商品、ご当地銘茶「なりひら」ですね。うちはお茶のネーミングに、墨田区内にかかる橋の名前を使っているんですよ。深むし煎茶の「橋シリーズ」としまして、「すみだ」「さくらばし」「こととい」「しらひげ」などのラインナップで揃えているんですが、その中の一番人気が「なりひら」なんです。昭和56年からこのネーミングでやっているんですが、ご当地の名前を意識してつけたので、皆さんにとっても親しみもありますし、ひらがなで書いてあるのでわかりやすいんですよね。
自信作「なりひら」は、下町向きに焙煎香が強く、甘みがあることが特長です。墨田区銘品名店会の推薦品でもありますので、是非、一度お試し頂きたいですね。また、贈答品としてもご利用頂けるよう、詰め合わせもご用意していますし、金額も2000円台からありますので、こちらも合わせて宜しくお願い致します。 |
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■お勧めのお土産商品についてもご紹介下さい。 |
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やはり今は、スカイツリーのお土産にぴったりの「おしなりくんマグカップ(スープカップ)」ですね。これも小林園本店のオリジナル商品で、押上・業平橋地区の活性化のために作られたイメージキャラクター「おしなりくん」を使用することで、地元地域の盛り上げにもなればと作ったものなんです。マグカップは8色、スープカップは5色用意しているので、お子さんのお土産に好きな色を選ばれたり、兄弟で色違いのものを選んだりして買って行かれる方が多いですよ
また、桜の花の形をした美濃焼のさくら煎茶碗も趣があってなかなかの人気ですね。お茶を入れると桜の形が際立ち、お茶を飲みながら楽しめます。茶筒も彩り華やかなものを用意していますので、ちょっとしたお土産やプレゼントにも良いですね。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願い致します。 |
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長いことご愛顧頂いている方に少しでも良いお茶を、末永く提供して行きたいと思います。観光客の方にも多くご利用頂いていますが、やはり一見さんが多いのも本当のところですからね。従来より小林園を御ひいきにして下さる方に、これからも長いお付き合いをして頂けるよう、美味しいお茶とお客さんを守って頑張って行きたいですね。
また、四代目の息子は「全国茶専門経営士茶匠」の資格も持っているんです。お茶の生産や歴史文化などについても詳しい知識がありますから、是非、お気軽にお尋ね下さい。
※上記記事は2012.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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